金森ホール20周年記念コンサート/フラメンコとクラシック融合
update 2008/5/11 13:59
金森赤レンガ倉庫20周年記念コンサート「SPAIN@HAKODATE 伊藤亜希子meets永倉麻貴」が10日、金森ホールで開かれた。フラメンコ舞踊とクラシック音楽のコラボレーションで、独創性と情熱にあふれるステージが展開された。
約10年前から親交のある函館在往のフラメンコ舞踊家永倉麻貴さんと、ピアノ奏者伊藤亜希子さんらが出演。伊藤さんの多彩な表現力あるピアノに、永倉さんが喜びや恋などさざまな感情を盛り込んだ踊りを振り付けした。熱い気持ちをかき立たたせながら緊張を感じさせる場面など、2人の高い技術が生んだ新しい芸術に観客は酔いしれた。
このほか、ギターの山内裕之さん、パーカッションの小田桐陽一さんが悲哀に満ちた「ソレア」を演奏した後、2人に永倉さんが加わり明るい恋の歌「アレグリアス」を披露。感情の表現が美しいフラメンコの魅力を紹介した。
ファリャのバレエ音楽の「恋は魔術師」では、伊藤さんがゆったりした長調を奏でる中、赤い衣装の永倉さんが悪霊を払う炎の舞いを披露。永倉さんが主宰する「フラメンコ・ロルカ」のメンバーも出演し、多彩な展開を見せていた。
提供 - 函館新聞社
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