オランダ全権公使が函館市長を訪問
update 2008/5/10 15:38
駐日オランダ大使館のマッタイス・ファンボンゼル全権公使と妻のクリスティナさんが9日、函館市役所の西尾正範市長を表敬訪問した。西尾市長が「オランダは経済が大変厳しかった時、賃金を下げて仕事を分け合うワークシェアリングを実践し、世界のモデルとなった」と賞賛。ファンボンゼル全権公使も「私たちも日本から多くを学んでいる。首都圏の公共交通整備は素晴らしい」と述べた。
「函館・江差・オランダ交流友の会」の森川基嗣会長と須田新輔副会長も同席。森川会長や西尾市長は、同大使館からチューリップの球根寄贈を受けていることに謝意を伝え、ファンボンゼル全権公使も「友好の証しとして、毎年咲き続けるよう願います」と述べた。
全権公使は同日、函館白百合学園で開かれたEU(欧州連合)創立記念行事「EUがあなたの学校にやってくる」で講師を務め、EUの成り立ちや、鎖国時代の日本とオランダの交流などについて生徒に語った。
同日夜には市内のホテルで開かれた交流友の会の総会と懇親会に出席し、友好を一層深めた。
提供 - 函館新聞社
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