鳥インフルで巡回調査、渡島・桧山管内「異常なし」
update 2008/5/8 15:32
根室管内別海町の野付半島で見つかったオオハクチョウの死骸(しがい)から強毒性の鳥インフルエンザウイルス「H5N1型」が検出された問題で、渡島、桧山両支庁は7日までに、七飯町大沼と上ノ国町の天の川、厚沢部町の厚沢部川の計3カ所を巡回調査した。野鳥の死骸などは見つからず、両支庁では「異常はない」としている。
両支庁によると、道の指示を受けて2―6日、支庁職員らが各所を巡回し、野鳥の生息状況を調べ、死亡した鳥がいないかなどを確認。大沼では調査日によって数に変動はあるものの、カモが100羽ほど確認されたほか、6日にハクチョウ1羽が見つかった。いずれも弱るなど異常な様子はなかったという。桧山支庁は7日も天の川と厚沢部川の河口付近を巡回したが、異常はなかったとしている。
両支庁では電話での住民相談窓口を設けており、3―6日の連休中も「鳥が死んでいる」などの相談が数件寄せられたが、いずれも鳥インフルエンザの可能性のある情報ではなかったという。
両支庁では「鳥インフルエンザは感染した鳥との濃密な接触をしない限り、人には移らない。野鳥の死骸は素手で触らず、異常な死に方をした野鳥を見つけたら連絡を」とし、引き続き情報提供を呼び掛けている。問い合わせは渡島支庁環境生活課TEL0138・47・9439、桧山支庁環境生活課TEL0139・52・6494。
提供 - 函館新聞社
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