北斗でばんば大会
update 2008/5/5 13:44
【北斗】北斗市市渡の旧大野町家畜市場跡地の特別コースで4日、第75回渡島家畜商協北斗大野支部定期ばんば競技大会が開催された。屈強なばんばが力強くコースを駆ける姿に、会場に詰め掛けた大勢の観客から拍手が送られていた。
ばんば(ばんえい競馬)とは、800―1200キロ前後の農耕用大型馬が、鉄製のそりに騎手と重石を乗せ、2カ所の障害が設置された200メートルの直線コースを競う北海道独自のレース。同大会は旧大野町時代から毎年この時期に行われており、この日は全道各地から約50頭が参加。全8レースで熱戦を展開した。
レースでは、障害物として設けられた小山に苦しむ馬が続出。騎手のむち入れによってようやく乗り越えると一気に加速してゴールへ向かっていった。また、ポニーによる特別レースも行われ、愛らしい姿で来場者を楽しませた。
渡島家畜商協北斗大野支部の高田和廣支部長は「天候にも恵まれ大勢の来場者が集まってくれてよかった。公営レースは厳しい運営状況が続いているが、今後もばんばの火を消さないように盛り上げていきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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