JTSが五稜郭公園で日本語サロン
update 2008/5/4 13:24
函館在住の外国人に日本語を指導するボランティア団体「函館日本語教育研究会(JTS)」(田中慶子会長)が3日、五稜郭公園で「日本語サロン お花見ポットラックパーティ」を開いた。函館市内近郊で暮らす外国人と同会メンバー合わせて約40人が集まり、満開の桜の下でゲームや食事を楽しみながら交流を深めた。
JTSは外国人に無料で日本語を指導する団体で、月2回の学習会に加え、日本の文化や習慣を学ぶ「日本語サロン」などを実施している。「お花見ポットラックパーティ」は、日本独自のお花見文化を学びながら、各自が料理を持ち寄る「ポットラック」形式で各国の味に親しんでもらおうと8年前に実施。今年はポルトガル、中国、韓国、ペルー、アメリカ、カナダなどから約20人の外国人が参加した。
田中会長が「例年よりも開花が早かったので桜が残っているか心配だったが、天気も最高で絶好の花見日和に恵まれた。今日は存分に楽しみながら新しい友人を作ってください」とあいさつ。この後、2人1組になりお互いのプロフィルを紹介しあうレクリエーションなどを通して、参加者は打ち解けていった。
5年前にポルトガルから函館に来たアナさん(北大大学院生)は、ポテトと肉を重ねて焼いた独特の郷土料理を持参。「一生懸命作ったのでみんなにおいしく食べてもらいたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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