函館市幹部人事 財務部長に中林氏 議会事務局長は対馬氏
update 2007/3/21 12:29
函館市は20日、4月1日付の部長・次長職人事を発表した。定年退職する吉田明彦財務部長の後任に中林重雄議会事務局長(58)を充て、中林氏の後任には対馬長敏会計部長(57)、対馬氏の後任に菅原尋美市教委生涯学習部参事1級(58)が回る。定年や勧奨退職の部長が8人、3月末で任期を終え、退任する特別職の旧4町村支所長が部長ポストになることから、部長昇格者は11人、次長昇格者は12人となった。
吉田氏以外の部長退職者は、三佐川稔農林水産部長、若松勝忠土木部長、野々宮勇都市建設部長、丸山泰三都市建設部参事1級、里見滋港湾空港部長、田島基義病院局管理部長、小野知博総務部参事1級。
後任の農林水産部長に上戸慶一同部次長(54)、土木部長に秋田孝同部次長(55)、都市建設部長に山本真也企画部次長(52)、都市建設部参事1級に荒井俊明同部次長(55)、港湾空港部長に渡辺宏身同部次長(55)がそれぞれ昇格。病院局管理部長に斉藤真博水道局管理部長(57)が就く。斉藤氏の後任は藤森和男病院局管理部次長(56)、生涯学習部参事1級は池田英治同部次長(57)。総務部参事1級は置かない。
また、福祉部参事1級に佐々木健裕福祉部次長(57)が昇格し、市社会福祉協議会に派遣、事務局長に就任する。社協の事務局長は従来次長職だが、部長職として体制を強化する。
特別職(参与)の吉沢慶昭戸井支所長、工藤篤恵山支所長、船木英秀椴法華支所長、細井徹南茅部支所長が退任。同じく参与の副支所長4人、戸井と南茅部の教育事務所長2人が退任し、副支所長は置かず、教育事務所長は課長職となる。
支所長は、戸井が伊藤修農林水産部参事1級(56)で、伊藤氏は合併前の戸井町助役。恵山は坂本幸春総務部次長(57)、椴法華は三輪秀悦椴法華教育事務所長(56)、南茅部は梅田誠治企画部地域振興室長(57)が昇格する。
次長職では、企画部次長に高橋良弘企画管理課長(50)、地域振興室長に佐藤洋一同室地域振興課長(54)、総務部次長に川越英雄行政改革課長(50)、福祉部次長に中川純吉福祉推進課長(55)、横山晋福祉部参事2級(59)は市社協派遣を解く。農林水産部次長に山田潤一水産課長(50)、土木部次長に小上一郎土木部管理課長(51)、都市建設部次長に平井等住宅課長(52)、港湾空港部次長に対馬正樹港湾課長(57)、病院局管理部次長に渡辺史郎街づくり推進課長(50)が昇格。
退職する和田幸彦環境部次長の後任に塚谷善次交通局管理課長(54)、同じく退職の坪谷正一商工観光部次長の後任は備前悟企画部参事3級(53)。
機構改革で教育委員会は庶務担当の学校教育部学校管理課を廃止し、生涯学習部管理課に一元化する。学校教育部次長を廃止し、生涯学習部次長を2人置き、清水広美学校教育部次長(58)と鈴木敏博人事課長(52)が就任する。
退職や異動する部長、次長の後任は、同部や同部局の経験者からの昇格が多い。小柏忠久総務部は「適材適所に配置し、行政課題や懸案事項に対応する」と説明した。
提供 - 函館新聞社
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