大沼で湖水、駒ケ岳安全祈願祭
update 2008/4/30 14:09
【七飯】観光シーズン本番を迎えた七飯町の大沼湖上と湖畔で29日、湖水安全祈願祭と駒ケ岳安全祈願祭(大沼観光協会など主催)が行われた。町内外から約450人が出席し、大沼国定公園内の安全と駒ケ岳の平穏を願った。
本来、湖水安全祈願祭と駒ケ岳開山祭を併せて開催していたが、1998年の駒ケ岳の入山規制以降は安全祈願祭として続けている。
この日は約40年ぶりに、松前の大館館主、相原周防守政胤の碑を建立し、湖全体を見渡せる相原島で、堀元大沼観光協会長や中宮安一七飯町長らが玉ぐしを捧げた。同碑は1903年の建立当時、地元住民らが訪れ、観光客の増加を願ったが、戦後は途絶えていた。
その後、堀会長、中宮町長は参加者とともにフェリーで移動し、湖の中心でかぎ型のプレートを投げ入れ大沼を“開錠”した。駒ケ岳神社でも神事が執り行われ、堀会長は「秋までの静穏と洞爺湖サミットの成功を祈りたい」とした。
終了後は「北海道洞爺湖サミット・おもてなしクリーンアップ運動」「シーニッククリーン作戦」と連動し、湖畔一周を清掃。参加者はサクラや新緑を楽しみながら、丁寧にごみを拾い集めていた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。