米の豪華客船 スタテンダム寄港

update 2008/4/28 12:38

 本年度初めての豪華客船寄港となるホーランド・アメリカ・ライン社(米国)の「スタテンダム」(5万5451トン)が27日午前7時、港町ふ頭に接岸した。約1400人の乗客は短い滞在時間中、咲き誇るサクラや西部地区観光などを楽しんだ。

 同船の寄港は2年連続2回目。国内では、長崎、東京などに寄港し、ロシア・ペトロハバロフスクに向かう途中、函館を訪れた。

 船内で行われた歓迎式で谷沢広副市長は函館の見どころをPRし、「みなさんの旅が安全で楽しいものとなるように願っています」と歓迎。ミスはこだての明本吏紗さんらから、ジャック・クーバードン船長らに花束や市民手作りの折り鶴が贈られた。クーバードン船長は「函館が日本最後の寄港地。旅の途中の素晴らしい友情ともてなしに感謝しています」と話し、谷沢副市長に寄港記念の皿をプレゼントした。

 この日は、函館遺愛女子高校の生徒75人が、善意通訳会メンバーとともに通訳を兼ねて、観光案内役として五稜郭タワーなどで活躍。シャトルバス乗り場となった末広町の地域交流まちづくりセンターでは、華道や茶道を体験できる日本文化コーナーが設置され、入れ立ての日本茶を味わいながら、市民と交流する乗客の姿が見られた。

 同船は同日午後、よさこい演舞に見送られ、出港した。

提供 - 函館新聞社



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