「SL函館大沼号」発車
update 2008/4/27 14:43
大沼湖畔や駒ケ岳などを周遊する蒸気機関車「SL函館大沼号」が26日、今季の運行を開始した。JR函館駅(函館市若松町12、松原光雄駅長)では出発セレモニーが行われ、この日を待ちわびた子どもたちや鉄道ファンを乗せたSLは、同駅の駅員らに見送られながら走り出した。
セレモニーでは、函館共愛会中央保育園(西出房子園長)の園児20人が童謡「汽車ぽっぽ」を合唱する中、SLがゆっくりと構内に到着。5月17日に開幕する「箱館五稜郭祭」の実行委メンバー15人も制服姿で応援に駆けつけ、雰囲気を盛り上げた。
松原駅長は「道南観光の目玉として、異国情緒と幕末ロマンあふれる函館を存分にPRしていきたい」とあいさつ。高らかに汽笛を鳴らしたSLは、勢いよく黒煙を吐きながら徐々にスピードを上げ、サクラなどが眺められる行楽地へと向かっていった。
SL函館大沼号は7両編成のうち4両が客車で、224席すべてが指定席。ことしは大型連休(ゴールデンウイーク)や児童らの夏休み期間に合わせて27日間、一日1往復の運行を予定している。
提供 - 函館新聞社
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