「千の風になって」モニュメント除幕式

update 2008/4/26 11:33

 【七飯】大沼に新たな伝説を―。ヒット曲「千の風になって」のモニュメント(直径3メートル、高さ30センチ)の除幕式が25日、設置された七飯町の大沼国定公園内西大島で開かれた。同曲を訳詩作曲した作家・新井満さんは紀子夫人と出席。大沼と駒ケ岳を眺望し風を感じる場所で、大地と一体となった碑の誕生を満足そうに見守った。

 新井さんを迎えて開かれたシンポジウム(昨年11月)で町民が提案した案の一つを、地域住民で構成する「千の風・プロジェクト」(渡辺譲治委員長)の第1弾事業として実現。場所は公募で決定し、地元の七飯石(安山岩)を椀(わん)型に積み、中央に「千の風になって 名曲誕生の地大沼国定公園」のプレートを配置した。

 新井さん夫妻や浅利元宏渡島副支庁長、中宮安一七飯町長が一斉に白幕を取り外すとモニュメントがお目見え。同時に大沼小学校の児童58人による「千の風になって」の歌声が会場を包んだ。新井さんは景観を壊さない珍しい形状に感心の様子。「大切な人を失った人たちがモニュメント前に立ち、故人を思い出すのでは。新しい物語、伝説の1ページ」と述べ、参加者全員の合唱で締めくくった。

提供 - 函館新聞社



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