3月の有効求人倍率9カ月連続のマイナス

update 2008/4/26 11:30

 函館公共職業安定所は25日、3月の渡島・桧山管内における雇用情勢を発表した。求職者1人に対する求人数を示す有効求人倍率は、有効求人数の減少から、前年同月比0・04ポイント減の0・51倍と9カ月連続のマイナスだった。また、今春の新規高卒者の就職率は、同0・2ポイント増の84・8%となった。

 月間有効求人数は、新規や繰越求人の動向から、同7・4%減の5252人、月間有効求職者数は同0・7%減の1万213人と3カ月連続のマイナス。新規求人数は同0・4%減の2467人、新規求職者数は同0・3%増の2814人で、先行指標となる新規求人倍率は横ばいの0・88倍だった。

 新規求人を産業別でみると、医療・福祉が同112人増の479人、製造業が同34人増の304人。しかし、サービス業が同66人減の485人、卸売・小売業が同35人減の407人、公務・その他が同28人減の75人となるなど、ほとんどの産業で数字を下げた。

 新規求人に占める常用パート求人の割合は29・4%で、同3・1ポイントの低下。離職者は同109人減の1450人で、内訳は事業主都合(リストラ)が同69人減の609人、自己都合が同42人減の818人などとなった。

 また、3月に高校を卒業した4325人(同8・7%減)のうち、求職者は同0・3%増の1087人、求人数は同5・6%増の1770人で、求人倍率は同0・08ポイント増の1・63倍。就職者数は同0・5%増の922人で、内訳は、管内が同2・9%増の419人、道内が同5・7%減の150人、道外が同0・6%増の353人だった。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです