函館バス ロケーションシステム稼働 運行情報、携帯で一目
update 2007/3/21 12:28
携帯電話やパソコンなどでバスの運行情報を検索できるサービス「バスロケーションシステム」が20日、稼働を開始した。JR函館駅前にあるバス案内所で関係者によるセレモニーが行われ、乗客の利便性向上に向けて気持ちを新たにした。
同サービスは、2001年度から函館市営バス事業を引き継いだ函館バス(函館市高盛町10、寺坂伊佐夫社長)が開発に着手。市などからの補助金を含む総事業費約2億4000万円で導入した。
セレモニーには、同社社員をはじめ、市や道運輸局函館運輸支局の職員ら約50人が出席。寺坂社長は「バスを身近に感じる一つの方策として、より便利に使ってもらえるよう、今後も利用者の目線に立ったサービスを提供していきたい」とあいさつした。
寺坂社長ら4人が点灯式に臨み、スイッチを押すと同案内所内に設置された大型ディスプレーに、乗り場別の出発予定時刻が映し出された。通常の大きさの約30倍に当たる携帯電話によるデモンストレーションも行われ、同支局の本間孝一支局長が乗降車地を入力して、到着予定時刻を表示させた。
このほか、市内22カ所の停留所で到着予定時刻を表示するようになったほか、同駅と函館空港には時刻表だけでなく、観光施設の情報を検索できる専用端末を設置。同社によると、午前8時ごろにアクセス数は1000件を超えるなど、利用者の関心の高さがうかがえた。
パソコンの場合のアドレスはhttp://hakobus.jp 携帯電話はhttp://hakobus.jp/m
問い合わせは、同社函館営業所TEL0138・51・3137。
提供 - 函館新聞社
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