“歌う旅芸人”う〜みさん 念願の全国デビュー
update 2008/4/24 10:05
函館市出身の歌手、う〜みさんが5月21日、ベルウッド・レコードからファーストミニアルバム「う〜みの幸」を発売し、念願のメジャーデビューを果たす。函館への思いを歌った「私のふるさと」など全7曲で構成し、同22日からは市内近郊でも宣伝活動を展開する予定。う〜みさんは「これまでの活動の集大成であり、函館からまたスタートします。ふるさとや大好きな仲間たち、音楽を再確認した1枚。今まで応援してくれた人たちへの恩返しです」と話している。
う〜みさんは大学卒業後の2000年から、自分自身でこだわりを持った曲を作り、伝えていくというスタイルを貫き、自主レーベルなどで初のCD「HASU(はす)」やミニアルバム「なとわ」を制作するなどしてきた。現在は、高知や大阪を拠点に、全国各地で“歌う旅芸人”として活動している。
今回、大手梅酒会社の企業CM曲としても使われた「私のふるさと」の評判がデビューのきっかけとなった。「これまでも機会はあったが、今なら挑戦できると直感があった。レコード会社にもスタイルを変えないことなどを受け入れてもらった」とする。
収録曲はこれまでの楽曲の中から、「なとわ」や「幸せへの道のり」など、思い入れの深い7曲を選び、「私のふるさと」以外の6曲は新たにレコーディングをした。全国のCD店で作品が販売されることは夢だったと話す。
また、吉本新喜劇の小藪千豊(こやぶかずとよ)さんが歌う「プリン」の作曲をしたCDが23日に全国発売されたほか、大手教育関連会社が主催する英語子どもミュージカルの脚本を手がけるなど、歌手以外の活動のすそ野も広がっている。
う〜みさんは「自分の作品を誰かに託すことで、新しい広がりも生まれた。メジャーであっても、わたしのすることや思い、向かう先は変わらない。これからも、歌とこのキャラクターで頑張っていきます」と、新たなステップに意欲をみせている。
提供 - 函館新聞社
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