新棟設置で地鎮祭…野又学園 函短大
update 2008/4/24 10:04
函館大学などを運営する野又学園(野又肇理事長、函館市高丘町)は23日、同町の学園敷地内に新設する函館短大幼児教育保育学科棟と、函館大学の第2学生寮の地鎮祭を行った。函短には、新たに始める子育て支援業務のための部屋を設置する。2施設合わせた総工費は約11億円。2009年1月に完成する。
函短の新学科は、同学園が09年度から着手する設置校再編の目玉。系列校の函館医療保育専門学校(同市柏木町)の保育科をなくし、09年度から募集を開始する。これまで通り保育士と幼稚園教諭の資格が取得できるほか、食を通じた子育てや健康などについて学べるような内容を目指す。設置場所は、函短の校舎に隣接するテニスコート跡地。鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積は約2900平方メートル。
学生寮は、函大の駐車場に隣接させて増設する。鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積は約1700平方メートル。新たに42部屋を確保する。
地鎮祭には、学園・工事関係者や来賓ら約50人が出席。神職の祝詞に続いて野又理事長らがくわ入れし、工事の安全を祈願。野又理事長は「時代が変わり、教育の高度化が求められている。新科では少子化の時代に対応した若い母親の支援業務も行い、より教育の質を高めていきたい」とあいさつした。
提供 - 函館新聞社
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