函館市文学館で「石川啄木展」始まる展
update 2008/4/21 13:06
函館市文学館(函館市末広町22)で20日、石川啄木直筆資料展「明治41年東京の啄木」〜希望と自信を胸に創作活動へ〜と、「児童書のなかの石川啄木」展が始まった。「資料展」では直筆の書簡など、「児童書…」展では啄木の詩によるカルタなど貴重な資料が展示されている。
同館では函館にゆかりの深い歌人・石川啄木(1886―1912年)の資料を常設展示しているが、毎年4月から10月の観光シーズンに合わせて、函館市立図書館に所蔵されている貴重な資料などを特別公開している。
「資料展」では啄木が小学校教諭や新聞記者として函館に在住していた1908年に書かれた手紙や日記などを展示。東京に戻り文学の世界で成功したいと願う啄木の意気込みが伝わってくる。
また、同時開催の「児童書…」展では、啄木の作品が掲載されている児童書やカルタなどが多数並んでおり、世代を超えて幅広く親しまれている様子がうかがえる。
「直筆資料展」は10月15日まで、「児童書…」展は12月25日まで。通常の入館料(一般300円、学生・生徒・児童150円)で観覧できる。問い合わせは市文学館TEL0138・22・9014。
提供 - 函館新聞社
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