木古内町長選きょう投票 大森、竹田氏最後の訴え
update 2008/4/20 16:38
【木古内】任期満了に伴う木古内町長選挙は20日、投開票される。無所属の現職で3選を目指す大森伊佐緒氏(54)と、無所属の新人で木古内町前助役の竹田則幸氏(64)=届け出順=は選挙戦最終日の19日、町内をくまなく遊説し、午後7時ごろからJR木古内駅前や商店街を中心に最後の訴え。4年間のかじとり役を決める一騎打ちの選挙は町民の関心も高く、両候補の訴えに耳を傾けた。
大森氏は2期8年の実績を強調し、財政再建や保健・医療・福祉の充実などを訴えた。19日は北斗市側の釜谷地区から遊説をスタートし、中心部から農村部まで選挙カーを走らせ、「3期目の町政を託してほしい」と声を張り上げた。後援会幹部は「厳しい町財政を健全化に向け軌道に乗せ、福祉の充実を図った8年間の実績は町民に十分伝わり、期待は揺るぎない」と強調する。
竹田氏は豊富な行政経験から、産業振興や町民の声を反映したまちづくり、住民サービスの向上などを訴えた。19日は知内町側の建川地区からスタートし、しばしば選挙カーを先導する形で歩き、町民と握手を交わした。後援会幹部は「約40年間の豊富な行政経験は、少子高齢化や長引く景気低迷など危機的な町を救う即戦力となる。町民の期待も大きい」と語る。
投票は午前7時から午後7時まで町内11カ所で行い、午後8時から木古内町中央公民館で開票する。大勢の判明は午後10時ごろとなる見通し。
14日現在の選挙人名簿登録者数は男性2308人、女性2640人の計4948人。
提供 - 函館新聞社
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