函館市芸術ホール開館10周年で6、7月に記念公演
update 2008/4/20 16:37
函館市五稜郭町の市芸術ホール(中原憲館長)は開館10周年を記念し、クラシック、ジャズで多彩な公演を展開する「ミュージック・フェスティバル」を6、7月に開く。国内のトップ演奏家の初登場や、ユニットとして初出演する人気アーチストなど、盛りだくさんのステージを紹介する。
同ホールは1998年に開館。国内外のクラシック音楽演奏家を招く「リサイタル・シリーズ」やジャズ、同ホール管弦楽団の公演を主催するほか、舞台セミナーなど、市民を対象とした舞台芸術育成事業を展開。地域の音楽、舞台芸術の発展に寄与している。
節目を祝うシリーズ公演のうち、ジャズは、6月29日午後2時から「ジャズ・フェスティバル」が開かれる。地元プレーヤーの演奏やゲストの川村裕司カルテットとの共演が行われる。入場料は一般3000円など。
また、7月16日午後6時45分からは「矢野沙織JAZZ LIVE2008」が開かれる。矢野さんはアルトサクソホン奏者で、ジャスの未来を担う奏者として注目されている。モダン・ジャズの起源「ビバップ」に取り組み、国内外で高い評価を得ている。同ホール初登場。入場料は一般5000円など。
クラシックは、7月8日午後6時45分から「高嶋ちさ子 12人のバイオリニスト」からスタート。人気バイオリニストの高嶋さんが「観ても、聴いても、美しく、楽しいバイオリンアンサンブル」をテーマに演奏。クラシックを身近に感じさせてくれる。入場料は一般6000円など。
同12日午後6時半からは、地元演奏家と札幌交響楽団による「モーツアルトの室内楽の夕べ」を開催。ピアノの伊藤亜希子さん、クラリネットの岩平尚子さんらが出演する。入場料は一般2000円など。
同27日午後2時からは「村治奏一ギター・リサイタル」が開かれる。村治さんはニューヨーク在往で若手ナンバー1のクラシックギタリストとして注目を浴びている。同じギタリストの村治佳織さんの実弟。入場料は一般で4000円。なお、高嶋さんと村治さんの公演はセット券7500円もある。
入場券はすべて同ホール、市民会館、松柏堂プレイガイドで発売中。問い合わせは同ホールTEL0138・55・3521。
提供 - 函館新聞社
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