タンチョウ初の越冬確認

update 2007/3/20 12:43

 【知内】知内町内で、国の特別天然記念物タンチョウが1羽、姿を見せている。主に道東で生息するタンチョウが道南に飛来するのは極めて珍しく、同町内での越冬が確認されたのは初めて。

 最初に目撃されたのは昨年11月22日。以来、田んぼや川辺などで姿を見せ、函館市内などからも多くの人が見物に訪れた。道が1月26日に実施した2006年度第2回タンチョウ生息状況の一斉調査で、越冬が確認された。

 19日は民家近くなどで、美しい姿が見られた。黒い首をすくめ、赤い頭を地面に近づけては餌を探していた。

提供 - 函館新聞社



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