大森、竹田氏が立候補…木古内町長選

update 2008/4/16 13:43

 【木古内】任期満了に伴う木古内町長選が15日告示され、現職で3選を目指す大森伊佐緒氏(54)、新人で前町助役の竹田則幸氏(64)=届け出順=が立候補を届け出た。町長選は8年ぶりの一騎打ちとなり、両候補は早速、20日の投票に向けて舌戦に入った。

 町選管によると、14日現在の選挙人名簿登録者数は男性2308人、女性2640人の計4948人。投票は20日、町内11カ所で午前7時―午後7時。開票は同日午後8時から木古内町中央公民館で行われる。

 森氏は昨年9月の町議会で出馬表明。(1)町財政の健全化(2)保健医療福祉の充実―などを挙げ、「これまで以上に全力でその問題解決に当たりたい」とした。「北の大地の福祉都市」として、介護老人保健施設を伴う公営住宅「いさりび団地」の完工などを前面に、福祉政策の充実を訴える。

 2月17日に後援会事務所を開き、中村三男後援会長を中心に支持を求める。4月4日の総決起集会で、二戸傳次副後援会長が「2期8年間の経験と実績をここでゼロとせず、3期目に向けその花を咲かせよう」と結束を誓った。

 竹田氏はことし1月上旬に出馬表明。「国保病院建設計画や木古内高校存続、新幹線到来などの諸問題がある中、しっかりとした財政計画を立てなければ夕張の二の舞(財政破たん)になる」とし、「『いまやらなければ手遅れになる』との強い思いで出馬する」と決意を示した。

 1月27日に後援会事務所を開き、岡山次男後援会長らが支援を呼び掛けている。4月11日に総決起集会を開催。岡山後援会長は「約40年間の確かな行政経験と実直な性格の竹田(候補)こそが、古里のリーダーにふさわしい」と支持拡大を訴えた。

提供 - 函館新聞社



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