収穫楽しみ…シイタケのホダ木づくり
update 2008/4/15 11:56
昨年度の「森への誘い講座」第8期修了生を対象にしたシイタケの植菌体験(函館サンモリッツくらぶ主催)が14日、渡島東部森づくりセンター(函館市柳町)で行われた。23人が参加し、ミズナラの原木に穴を開け、種菌を植え付ける作業に汗を流した。
同講座は自然と触れ合い、その良さを伝える市民ボランティア育成を目的に毎年開催。植菌体験は、補講座としてシイタケの原木栽培を楽しんでもらおうと企画した。
冒頭、同センター職員が作業手順や「直射日光の当たらない、風通しの良い場所に置いて」などと管理方法を説明。参加者は電気ドリルを使い、長さ90センチ直径約10センチの原木に約30カ所の穴を開け、シイタケの“種”となる小さな円柱形の「駒菌」を木づちで打ち付けていった。参加した小林精二さん(69)は「たくさんシイタケができるとうれしい」と作業に励んでいた。
参加者には1人につき原木3本が渡された。うまく栽培管理すれば、来年にはシイタケが出て、5年ほどは栽培が楽しめるという。函館サンモリッツくらぶの葛岡悌二代表は「原木栽培のシイタケは肉厚でおいしい」と話していた。16日には、第1―7期の修了生対象のホダ木づくりが行われる。
提供 - 函館新聞社
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