七飯町で白カブの収穫、出荷始まる

update 2008/4/10 12:52

 【七飯】七飯町内で、特産の白カブの収穫が始まっている。町内大川3の中村徳男さん(40)方では、9日からハウスものの出荷を始め、家族らが真っ白なカブを引き抜き、水洗い作業などに追われている。

 中村さん方では1月10日、ハウス3棟の計15アールに「玉里」の種をまいた。カブは大きいもので直径8、9センチに成長し、1つ1つ丁寧に掘り出されていた。収穫後はパート職員らが水洗いし、規格別に選別した後、束ねて箱詰め(1箱10束入)する。JA新はこだてを通じて札幌や旭川などに出荷される。

 中村さんは「ハウスでじっくり育てているのでほんわか甘みがある。浅漬けはもちろん、煮物やサラダ感覚でもおいしい」と話していた。

 七飯町内では約55戸がハウスとトンネルマルチ、露地栽培合わせて約13ヘクタールで作付けした。収穫は6月中旬まで行われる。

提供 - 函館新聞社



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