厚沢部でばん馬競技大会
update 2008/4/7 12:00
【厚沢部】第26回厚沢部町ばん馬競技大会(厚沢部町馬事振興会主催)が6日、赤沼河川敷特設コースで行われた。
春の訪れが早い道南を舞台に、全道のトップを切って行われる伝統の大会で、本場・帯広市で開かれるばんえい競馬にも登録している大型馬をはじめ全道から約60頭が出場した。
U字型の特設コースを一望できる堤防上には、開会前から大勢のばん馬ファンが観戦に詰め掛け、暖かい春の日差しの下で勇壮なレースを楽しんだ。
河川敷に設けた約200メートルの周回コースを、巨大なばん馬が1トンものおもりを乗せた鉄製のソリを引いて力走。土を盛った2カ所の障害に差し掛かかると、馬の呼吸は激しさを増し、ソリに乗った騎手のムチも鋭くうなった。最後の急坂を越え、こん身の力を振り絞ってゴールを目指す馬と騎手の勇姿に、レースを見守る観客からは盛んな声援が贈られた。
提供 - 函館新聞社
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