市内で横断歩道塗り替え進む
update 2008/4/5 12:12
新入学シーズンを控え、函館市内の道路では、横断歩道の塗り替え作業が進められている。毎年、この時期に集中的に行っている作業で、冬期間にひび割れたライン上に作業員が専用の機械で塗料を重ねると、45センチ幅のくっきりとした白とグレーのしま模様が道路に浮かび上がった。
市内では道警から4社が作業を請け負う。このうち、大宮ホーロー北海道製作所函館営業所(市内美原3)によると、白線に使う塗料は夜間の視認性を高めるため、車のライトに反射しやすいガラスビーズ入り。さらに、ホタテの貝殻粉末も含まれ、雨でぬれても滑りにくい特徴がある。
横断歩道1カ所の作業時間は通行量にもよるが20分ほど。同社では10人の作業員が手際よく塗り替えを行い、1日当たり約30―40カ所をこなすという。
提供 - 函館新聞社
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