全国親子クッキングコンテストで函館の関崎さん親子が優勝
update 2008/4/5 12:10
3月に東京で開かれた「第1回全国親子クッキングコンテスト」(ウィズガスクラブ主催)で、函館市美原の関崎聖子さん(38)と心君(函館中央小3年)親子が、初代チャンピオンに輝いた。4日に北海道ガス函館支店(函館市万代町8)で、お披露目試食会が行われ、関崎親子がその場で優勝メニューを作り、関係者らに振舞った。
同大会には全国から2008組が出場。関崎親子は「直火焼き野菜パンのお気楽エコランチ」のレシピを考案。昨年12月に札幌で行われた北海道地区大会に出場。直火で短時間にパンを焼き上げるというアイデアと、北海道の食材をふんだんに使用した地産地消の精神が高く評価され道内101組の頂点に。
道代表として出場した全国大会でも、親子が心を通わせながら力を合わせて料理に取り組む姿が審査委員長で料理研究家の服部幸應氏などからも絶賛され、見事に勝利をつかんだ。
聖子さんは「子どもたちに安心で安全な料理を食べさせたくて、パンなどを手作りしている姿に、心も幼いころから興味を持つようになった。1時間という限られた時間でパンを発酵させて焼き上げることは非常に難しかったが、1月から毎日二人で練習し研究を重ねた成果が実った」と振り返る。心君は「全国大会では緊張して100点満点中85点くらいしか力は出せなかったけれど、優勝できて本当にうれしかった」と笑顔を見せていた。
この日の試食会では、関崎親子が全国大会さながらの手際のよさで、直火焼き野菜パンと付け合せのオードブルなどを調理。関係者は「全国一」の料理に舌鼓を打っていた。聖子さんは「これからも台所を通じて親子のコミニュケーションを育んでいきたい。心には決して強要することなく、自由で伸び伸びと料理を楽しんでもらいたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。