函館市役所「マイバック・マイはし運動」スタート

update 2008/4/2 11:58

 函館市は1日から、レジ袋や割りばしの使用を控える「マイバック・マイはし運動」を全庁的に始めた。

 地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の抑制や廃棄物の排出削減の意識を、職員が市民の先頭に立って実践していこうと始めた取り組みで、市環境部が昨年11月から試験的に行っていた。この4月から支所や出先機関も含め市職員約3800人で運動に取り組む。

 運動では、買い物時に買い物袋を持参し、レジ袋を利用しない、外食する際ははしを持参し、出前配達では割りばしを断わるよう勧めている。同部によると、買い物袋、はしの持参で、20リットル入りレジ袋1枚を使う原油20ミリリットル、割りばし1膳を燃やすと発生する二酸化炭素18グラムの削減効果があるという。

 この日、市役所本庁舎勤務の職員は、地下1階の食堂で早速、はしを持参し昼食をとり、売店でも買い物袋を持って買い物をしていた。経済部工業振興課の松原崇さん(35)は「きょうは家から持ってきたはしを使ったが、いずれは外食用のマイはしを買いたい。率先して運動に取り組みたい」と話していた。 

 同部リサイクル課の佐藤和彦課長は「市職員が全庁的に取り組むことで市民への啓発につなげたい」としている。

提供 - 函館新聞社



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