第3回はこだて検定 11月9日に実施
update 2008/4/1 11:44
函館商工会議所(高野洋蔵会頭)は31日までに、函館の歴史や文化などについて問う「第3回函館歴史文化観光検定(はこだて検定)」の試験を11月9日に実施すると発表した。また、市立函館高校(森武校長)が、1年生の必修科目「函館学」の教材として同試験の公式テキストブックを本格的に導入し、検定の合格を目指す。
はこだて検定は昨年3月の第1回で初級、同11月の第2回で初級と上級の試験を実施。初級は第1、2回で計1204人が受験して805人が合格し、また上級は受験者219人に対して合格者は5人だった。第3回は初級、上級の試験が行われる。
同校は2007年度の開校を機に函館学の科目を創設。「市民創作・函館野外劇」の鑑賞や市西部地区の巡見のほか、同試験の問題に沿った模擬試験を行うなど、地元に関する知識を深めてきた。
07年度は同校で用意し、貸し出したテキストを08年度は全1年生320人が購入。生徒は休日や放課後を利用して、はこだて検定の受験に臨む予定。
同会議所は「若い人たちに町を知ってもらうのが検定の目的の一つなので、望んでいた形になりつつある」とし、同校は「郷土について学びながら愛する気持ちをはぐくみ、函館の魅力を全国に発信していってほしい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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