児童館で育児支援など…函館市 4月から「ひろば館事業」
update 2008/4/1 11:41
函館市は本年度、初めての取り組みとして、既存の児童館を活用し、子育て支援や異世代交流などを行う「ひろば館事業」を始める。
市内25の児童館と古川母と子の家(古川町)が対象で、子ども同士の交流、健全育成という本来の児童館の役割を維持をしながら、児童館ごとに「子育て支援」「世代間交流」「地域への施設開放」の3事業を行う。各児童館の職員や地域利用者が具体的な取り組みを企画し、順次活動を始める。
子育て支援では、ほとんどが乳幼児の親子を対象とした絵本の読み聞かせや遊びなどを提供。桔梗福祉交流センターや美原児童館などは地域ボランティアらによる育児相談も行う。世代間交流は地域の高齢者が児童に囲碁や将棋、工作、料理などを指導する場を設定し、地域の伝統行事をそのまま取り入れる児童館もある。
施設開放では西部、高盛両児童館が高齢者に文化・スポーツ活動の場として利用してもらうほか、山の手児童館は週3回、児童が利用しない午前中に卓球台を開放する。市子ども未来室は「コミュニティの活性化につながっていければ」としている。
提供 - 函館新聞社
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