「ホテルパコ函館」増築へ
update 2008/3/29 14:00
函館市大森町25の「ホテルパコ函館」(大橋勉支配人)が建物の増築計画を進めていることが、28日までに分かった。収容規模は現在の倍以上に拡張され、客室数は360室に上る見込みで、市内におけるホテル間の顧客獲得競争はさらに激しさを増しそうだ。
現在使用している建物は、1991年7月に開業した地上9階、地下1階の構造で、2―9階の客室数は160室を有する。増築部分は、現建物に隣接する駐車場一部と、買収した敷地の計約1530平方メートルを活用する。
新設されるのは、鉄骨鉄筋コンクリート造りの地上13階、地下1階建て。客室は2―12階に約200室を想定している。このほか、1階にはフロントを移設し、飲食関連のテナントが入居する予定。また、掘削した温泉を活用して13階には屋内風呂、屋上には露天風呂を設ける。8月下旬に着工し、完成は2010年4―5月ごろの予定。
同ホテルの親会社「カネトモ」(札幌)は「もともと温泉付きの整備計画を全道的に進めており、ようやく函館で着手できるまでに至った。他のホテルに遅れをとってしまった形だが、これで十分に競争できる態勢が整った」と話している。
提供 - 函館新聞社
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