大沼でミズバショウ咲く  

update 2008/3/28 12:47

 【七飯】大沼国定公園内の湿地で、早くもミズバショウが咲き始めた。自然公園財団大沼支部によると、例年は4月上旬に姿が見え始めるが、今年は3月に入ってから高温が続いた影響で、24日ごろから“早春の到来”を告げ始めたという。

 ミズバショウはサトイモ科の多年草。白い部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉が変形したもので、その中に円柱状の花を咲かせる。同財団では開花のペースが早いため、見ごろは4月中旬になると予想している。

 暖冬だった昨年は3月の寒波で葉の先が凍って黒くなったものが多かったが、今年はきれいなままで育っているという。

提供 - 函館新聞社



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