厚沢部町長選 渋田前助役が出馬表明
update 2007/3/19 11:56
【厚沢部】厚沢部町の渋田正己前助役(63)=無所属=は18日、統一選(4月17日告示、同22日投開票)で行われる同町長選に出馬することを正式表明した。現職の澤田孝一氏(73)=同=も既に4選出馬を表明。同町長選は前回と同じ両氏の一騎打ちによる激戦が予想される。
同日、町内で開いた後援会事務所(新町)の開所式で表明した。式には川口肇町議会議長ら支持者約300人が出席した。
渋田氏は「町民は選挙のしがらみの無い住みよい町を求めている。このままでは借金まみれの町になる。農林業の衰退も放置できない。農林業が活性化しなければ町全体が発展しない。ふるさと厚沢部の発展に尽くしたい」と訴えた。
後援会長には、前回選挙で澤田氏を支持した、福田久雄町議が就任。福田氏は「これまで町長選ごとに町を2分してきた。澤田氏は後進に道を譲るべきだ」と、澤田氏の高齢多選を批判。川口議長は「澤田氏は一生懸命やったが馬力もアイデアも尽きた。町長選があるたびに町民が派閥で色分けされるようなことを無くしたい」と訴えた。
渋田氏は室蘭市出身。江差高卒。62年町役場入り。町教委次長、国保病院事務長、農林商工課長などを経て95年5月助役就任。2003年の前回町長選で澤田氏と争い138票差で破れた。今回の出馬に際しては、建設業者や商工業者を支持基盤に、徹底した草の根選挙を展開するほか、農業者など民主系の一部も取り込み支持拡大を図っている。
提供 - 函館新聞社
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