函館東ロータリークラブが環境に取り組む記念事業

update 2008/3/21 13:09

 昨年創立50周年を迎えた函館東ロータリークラブ(宮崎裕之会長)は記念事業の一環として、4月13日午後2時から函館市民会館大ホールで、タレントの清水國明さんを招いた講演会を開く。また、5月18日午前10時からは21世紀道南の森づくり事業実行委員会(武下秀雄委員長)との共催で、赤川水源地(亀田中野町)で植樹会を開く。共に参加は無料。同クラブでは「親子で自然に対する考えを持ってもらう機会に」と参加を呼び掛けている。(山崎純一)

 同クラブは1957年8月に創立。節目を祝う活動のテーマを「環境」とした。創立50周年記念事業委員会の時田茂委員長は「21世紀は環境問題がキーワードで、水と緑を考える時代といわれる。ともに、子どもたちに関わる大切な問題」と話す。

 清水さんは国内最大のアウトドアライフネットワーク「自然暮らしの会」を主宰。タレント活動を越え、環境、エコロジー、自然、危機管理などの社会活動に関わり、関連した多くのプロジェクトリーダーとして活躍中。今回の講演でも「借りている地球の使い方」と題し、自然との向き合い方や、環境問題について話す予定。時田さんは「日曜に無料で開くので、多くの親子に聞いてもらいたい」としている。

 植樹は昨年1月の“爆弾低気圧”で約3500本の倒木の被害を受けた赤川水源地の市有林の回復を目指す。時田さんは「森林は水を浄化し、地球温暖化を防止する役割を持つことを子どもたちに教え、木と自然を守る心を次世代につなぎたい」と話す。作業には大人100人、子ども150人の計250人のボランティアを募る。作業後には昼食の用意もされている。

 講演、植樹とも申し込みは同クラブTEL0138・23・3870。

提供 - 函館新聞社



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