旅立ち 新たな道へ…未来大で卒業式
update 2008/3/20 13:07
函館市内の公立大学のトップを切って19日、公立はこだて未来大学(函館市亀田中野町)で卒業式・大学院修了式が行われた。学生は保護者や教職員が見守る中で式に臨み、学校生活に別れを告げた。
同大の本年度の卒業生は、複雑系科学科が66人、情報アーキテクチャ学科が147人で、大学院のシステム情報科学研究科の修了者は23人。首都圏を中心にしたIT関連企業などへの就職が決まっている。
卒業証書は、中島秀之学長が両科の代表に授与。式辞で中島学長は「皆さんは社会をデザインする力を付けた。将来は社会の意志決定をするような人になってほしい」と激励した。同校を運営する函館圏公立大学広域連合長の西尾正範函館市長は、同校の運営には税金がつぎ込まれていることを説明し、「皆さんは社会が投資して育てた若者たち。世界のどこに行っても、その国や地域、人のために貢献し活躍してほしい」と期待を込めた。
学生を代表して、情報アーキテクチャ科の安部ゆかりさんと、大学院の小野田佳剛さん、置田誠さんがこれから社会に出て行く決意を述べた。
このほかの同市内公立大では、道教育大函館校が24日に、北大水産学部が26日に予定している。
提供 - 函館新聞社
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