中部高生徒が薬物乱用防止ポスターを市内に配布、掲示
update 2008/3/20 13:07
函館中部高校の生徒が19日、同校近くのコンビニエンスストアやJR函館駅などで薬物乱用防止を呼び掛けるポスターを配布、掲示した。若い世代に薬物の恐ろしさや使用しないことを訴えた。
昨年度から渡島教育局と校長会が中心となって実施する薬物乱用防止キャンペーン。ポスターのデザインは、同校1年の杉中桜子さんが手掛けた。骨が透けて見える手から薬がこぼれ落ちている様子を描き、「未来を生きる私たちには薬物なんかいらない」などの文章を添えた。A2判のポスター300枚を作成し、函館市内の全高校に配布。このうち同校は昨年度に引き続き、地域の人が頻繁に出入りする場所に掲示した。
ポスターを持参したのは、同校生徒会の長谷川真美会長(2年)と諏訪聡副会長(同)。的場中学校や函館地方裁判所など、近隣の5カ所に掲示した。このうち同校生徒が頻繁に利用するセブン―イレブン函館時任店では中西正利店長が出迎えた。店内のトイレのドアに掲示する生徒の様子を見た中西店長は、「若い人が社会問題に取り組むのは素晴らしいこと」と温かい目で見守った。
作業を終えた長谷川会長は「函館の高校生にも薬物の害は広がっていると聞いている。わたしたちが生活するまちからは薬物を撲滅したい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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