ロボット製作や景観デザイン…函館高専のものづくり展示会

update 2008/3/16 13:07

 函館工業高等専門学校(長谷川淳校長、生徒1092人)が初めて企画した「ものづくり成果体験・展示会」が15日、同校で行われた。ロボット製作や景観デザイン作品、コンピュータープログラムなど、生徒が1年間取り組んだ研究成果約30点が並び、訪れた家族や中学生が興味深そうに見入っていた。

 各専門分野で学んだ生徒のアイデアや活動を広く知ってもらう目的で実施。専攻科と本科5科の生徒や教諭が参加した。

 会場には「イカロボット」の展示実演や「高層ビルの振動模型」「力学滑走台」などの模型展示、蛍光体の性質を見て学ぶ「光る物質〜蛍光体」など多彩な作品のほか、専用装置を使って電子を見る実験「電子を見る!」など体験ブースも多く、来場者の目を引いていた。

 密封した気体を外部から加熱・冷却し、作動させるエンジン「スターリングエンジン」の原理を模型で紹介した専攻科の澤谷直輝さん(21)は「楽しんで知識を持って帰ってほしい」と話していた。今春から同校に入学する原大地君(15)、高嶋洸希君(同)は「どの展示も実験的で面白い」「入学していろいろな実験に取り組みたい」と話し、共に訪れた渡邉和弥君(同)は「普通の勉強より面白そうだ」と話していた。

提供 - 函館新聞社



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