旧江差南高を売却へ…道教委
update 2008/3/14 13:24
【江差】道教委は13日までに、2006年3月末に閉校した道立江差南高校(江差町豊川町62)の校舎、敷地の売却に向けて購入希望者の募集を開始した。
敷地の総面積は3万3188平方メートル。校舎は1987年に建設され、鉄筋コンクリート4階建て(実習棟部分は63、68年建設)で、延べ床面積は1万166平方メートル。屋内体育館や格技場もある。夜間照明があるグラウンドは1万1218平方メートル。アスベストの使用部分はなく、ポリ塩化ビフェニール(PCB)は撤去済みという。
道教委は校舎と敷地の概算評価額を約7億4000万円としている。売却方法は敷地と建物の一括が原則。社団法人、財団法人、学校法人、社会福祉法人などの公益法人、公的機関に優先して売却する。公益法人以外には一般競争入札による売却を予定。
江差南高校は06年3月、道立江差高校(江差町)との再編統合に伴い閉校した。道教委は江差町に無償譲渡を打診。老朽化が著しい江差中学校の移転論も浮上したが、校舎改修や維持費に多額の経費を要することなどを理由に、町は昨年9月に受け入れを見送った。町は「道教委に地域の活力となるような利活用の方法を求めていきたい」としている。募集期間は6月30日まで。問い合わせは道教委施設課TEL011・204・5709へ。
提供 - 函館新聞社
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