事業所数減も出荷額増…市の06年工業統計調査結果
update 2008/3/14 13:23
函館市は2006年12月31日現在で実施した工業統計調査結果をまとめた。市内の従業者数が4人以上の事業所数は380件で前年比16件(4・0%)減、従業者数は9348人で同227人(2・5%)増。製造品出荷額は1805億8488万円で、同26億814万円(1・5%)の増額となった。製造品出荷額は、05年3月の日本たばこ産業(JT)函館工場の閉鎖以来、2000年と比べ6割程度の水準が続いている。
事業所数は、食料品製造業が同4件減の169件(構成比44・5%)と最も多く、印刷関連業が同2件減の37件(同9・7%)、金属製品製造業が同10件減の33件(同8・7%)と続いている。全体では一般機械器具など4業種で5件増加したが、8業種で21件減少した。
従業員数は食料品が5161人で最も多く、電子部品・デバイスが899人、輸送用機械器具646人など。05年の統計調査では、30人以下の事業所数が全体の8割以上を占めた。
出荷額は、食料品が907億920万円で大半を占め、輸送用機械器具が222億6213万円。JT撤退の影響を大きく受けている飲料・たばこ・飼料は35億4970万円で、前年と比べて約7億円増加した。
北斗市、七飯町を含めた函館圏で見ると、函館と同様、事業所数は減少しているが、出荷額は圏域で約68億円増加している。
提供 - 函館新聞社
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