イカマイスターに168人…合格率92.8%
update 2008/3/13 12:54
函館市の「市の魚」に指定されているイカについての知識を問う「第1回函館イカマイスター認定試験」の結果が、このほどまとまった。受験した181人のうち、合格者は168人に上り、合格率は92・8%と高い値を示した。
この試験は、同市内の漁協や水産加工団体などでつくる函館水産物マイスター養成協議会(藤原厚会長)が、イカの地域におけるブランド力強化や、食育の推進などを目的に初めて取り組んだ。1月中旬の3日間、イカの生態や調理法などに関する講習会を開き、規定の受講科目数を受験条件とした。
1月下旬に行われた試験には男性141人、女性40人が挑戦。地域別では函館市が137人と最も多く、同市以外の道南が20人、道南以外の道内が13人、道外が11人だった。
試験の出題数は100問で、合格ラインは70点以上。受験者の平均点は73・4点、最高点は97点で、114人が合格。また、2月上旬には、不合格者を対象に出題内容を変更した「追試」を実施し、受験者60人のうち54人が合格を果たした。合格者には近く「函館イカマイスター」を認定する賞状とカードを発送する予定。
同協議会は「事前の講習会では、活発な質疑応答が交わされるなど、好評を得た。今後、試験の開催時期については、より多くの人に受験してもらえるよう、十分に検討を重ねていきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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