条例提案阻止に全力…支庁再編
update 2008/3/13 12:53
【江差】濱谷一治江差町長は12日開会の第1回定例町議会で、道が進める支庁制度改革について「道政の将来像が描けない状況下、自治体基盤の強化を伴わない改革は地方いじめに過ぎない」との認識を示し、道が支庁再編関連の条例提案を目指している6月の第2回定例道議会に向け、提案阻止に向けた運動を強化する考えを示した。
新年度町政執行方針と一般行政報告のほか、小野寺眞氏(共産党)と大門和子氏(無会派)の一般質問に対しても支庁存続運動への取り組み強化を訴えた。
濱谷町長は同方針で、支庁存続運動を町の緊急課題と位置付け、「支庁存続を前提にまちづくりを進めた市町にとって(支庁再編は)都市集中ばかりか地域崩壊をもたらす」と厳しく批判。
その上で、道が公表した最終案で支庁統廃合が示された日高管内浦河町、根室、留萌両市などとも連携し、4月の早い時期にも道議会への要請行動や首長会議を通じて、あらためて徹底抗戦の構えをアピールする方針を示した。道が第2回定例会への条例提案に踏み切る場合は「提案阻止に向けて全力で取り組む」とした。
提供 - 函館新聞社
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