桧山荘 31日で営業終了 新年度にも売却へ
update 2008/3/12 13:23
【江差】桧山支庁の宿泊施設「桧山荘」(江差町陣屋町308)が31日で営業を終了することになった。道は新年度の早い時期にも施設を売却処分する方針だ。
同支庁に隣接する桧山荘は、道職員の福利厚生を目的にした宿泊施設だが、一般の宿泊者も低料金で利用できる。主に道職員の出張や職員の親ぼく交流行事などに活用された。
同様の施設は石狩支庁(札幌)を除く全道13支庁所在地に設置されていたが、民間施設の充実などで全道的に利用率が低下し、道は財政再建の一環として02年度、全道の13施設を全廃する方針を決定した。函館市にあった「渡島荘」は既に廃止されている。
桧山荘については、これまで土地測量など売却に向けた準備を進めてきた。同支庁総務課は「内部事務の整理が終了次第、速やかに売却する」としており、新年度の早い時期にも売却手続きが始まる見通しという。建物は2000年11月の完成。コンクリートブロック造2階建てで、延べ床面積は773平方メートル。宿泊室は和室8室、洋室7室。宿泊定員は26人。会議室や宴会場の設備もある。
提供 - 函館新聞社
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