「オンパク研修会」開幕
update 2008/3/9 11:59
体験参加型イベント「オンパク(温泉泊覧会)」を題材にした「オンパク人づくり事業研修会in函館」が8日、函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4)で始まった。オンパク発祥の大分県別府市をはじめ、今後開催を予定・検討する道内外の温泉地などから約70人が参加。事例発表や意見交換などを通じて、情報の共有化を図る。
オープニングで、湯の川温泉街を主会場に3回の開催実績を重ねてきた、「はこだて湯の川オンパク」実行委の刈田眞司実行委員長があいさつ。「温泉街として何かやらなければとの思いで始めたが、最初は反響の大きさに戸惑うとともに、連帯の大事さを教えられた。とはいえ、町づくりや活性化への第一歩をしるしたに過ぎす、今回の研修会を相互で有意義な場にしていきたい」と述べた。
続いて、大分県別府市のオンパクを運営する、NPO法人(特定非営利活動法人)「ハットウ・オンパク」の鶴田浩一郎代表理事がオンパクの概要を紹介。「地元にある資源をどのように商品化していくかが、オンパクの根底にある」とし、地域への愛着や人的な仕組みづくりなどを成功へのカギと位置づけた。
9日は、参加者に函館のオンパクで人気のプログラムを体験してもらい、最終日には意見交換などを行って、3日間を締めくくる。
提供 - 函館新聞社
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