9ヵ月 1072人利用…函大図書館・放送大学習室

update 2007/3/17 13:26

 函館大学(函館市高丘町51)の図書館内に昨年6月に開設された放送大学学習室の2月末までの利用実績がまとまった。放送大学(千葉)が放映する授業の一部を再視聴するなど、9カ月間で延べ1072人が利用。小澤叡(あきら)室長ら函館大関係者らは「今後、施設の拡充を目指すとともに地域の皆さんに利用してもらえるような施設になるよう協力していきたい」と話している。

 同学習室は函館市と放送大で開設。渡島・檜山管内在住者であれば利用できる。前後期合わせて47科目(1科目15巻テープ)と集中講義12科目があり、利用した放送大学生は約150人で、放送大と単位互換を行う函館大の学生は延べ56人。これら学生と一般市民を合わせ、1日当たり約5人が使用したことになる。

 これまで札幌で受けていた単位認定試験を函館でも受験できるようになったほか、視聴できなかった分を気軽に再視聴することが可能になった。また、土・日曜も午後8時まで開館している(月曜休館)函館大図書館も利用でき、資料を確認したい受講生や市民らに好評という。

 小澤室長は「徐々に利用者は増えているが、もっと多くの人に利用してもらえるよう広く啓もうするとともに新年度から科目により幅を持たせたい」と語り、函館大の小笠原N・w長は「利用者数や利用者の声から、高等教育を受ける場を求めている地域の意欲を感じた。今後、機能の具体化を目指すとともに、他大学の学生にも利用の幅を広げるなどし、地域に貢献していければ」と話している。

提供 - 函館新聞社



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