HIFが協力団体を募集
update 2008/3/7 12:24
道南のNPO(民間非営利団体)・NGO(非政府組織)のネットワーク化を目指している財団法人道国際交流センター(HIF、函館市元町14)は、中核として活動する協力団体を募集している。連携に向けた情報発信の一環として、今月中には団体の活動状況などをまとめた冊子を作成する計画で、掲載する30団体を公募している。HIFの池田誠事務局長は「市民パワーを盛り上げるため、共に活動する仲間を募りたい」と呼び掛けている。
同センターは昨年2月、函館市内で市民活動フォーラムを初開催。同年4月には関連団体のネットワーク組織を発足させるなどしたが、その後具体的な取り組みは進んでいなかった。
池田事務局長は「例えば過去に、福祉団体とプラネタリウム愛好団体が出合って障害児向けの鑑賞会を開催したこともある。違う分野の団体がつながる場を設けることで、それぞれの活動の幅が広がる」とネットワーク化の意義を説明。「必要に応じた時に集まるような、ゆるやかな連携を目指したい」と語る。
冊子の作成は、連携の中心となる団体の情報を集約し、関係団体に配布することでつながりを深めるのが狙い。募集期間は19日までだが、基礎審査の上、30団体が決まった時点で締め切る。掲載団体には原稿料として各1万円を支払う。
HIFでは現在、ネットワーク化への取り組みの一環として指導者養成講座も開催中。7日午前10時からは「地域のネットワークをつくる」(講師・NPO法人地域生活支援ネットワークサロン日置真世事務局代表)、11日午後1時半からは「ESDによる持続可能なまちづくり」(同・財団法人とよなか国際交流協会榎井縁事業課長)、13日午後6時からは「地元から、足元から見つめなおせ」(同おちゃらかオーナー・ダントン・ステファンさん)をHIFで開く。協力団体の申し込み、問い合わせはHIF(TEL0138・22・0770、電子メールinfo@hif.or.ip)。
提供 - 函館新聞社
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