道南の中学校で卒業式
update 2007/3/16 10:14
松前町や厚沢部町の一部の学校を除く道南の中学校59校で15日、一斉に卒業式が行われた。卒業生は3年間の思い出を胸に晴れやかな表情で式に臨み、慣れ親しんだ校舎と級友に別れを告げた。
函館的場中学校(沼崎孝男校長、生徒423人)では、父母や在校生が見守る中、143人が一人ずつ登壇。沼崎校長の「高校へ行っても頑張って」の激励に、深々と頭を下げ「ありがとうございます」と卒業証書を受け取った。
沼崎校長は「的場中で手に入れた思い出は一人ひとりの心のアルバムに残されるはず。感謝の気持ちを忘れず自信と誇りを持って未来へと飛躍してほしい」と式辞。
卒業生を代表して前田望夢(のぞむ)君が「今、自分で決めた道を自分のために歩みだす。厳しく、険しい道だと思うが乗り越えてこそ価値がある。学んだことを誇りとして、全力で取り組みたい」と力強く述べた。
卒業生全員がステージに並び、在校生と向かい合って「旅立ちの日に」を全校で合唱。卒業生は流れる涙をそっとハンカチで押さえながら、旅立ちへの思い新たにしていた。
提供 - 函館新聞社
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