鹿部町 新年度予算案発表 一般25億円、子ども医療費助成拡大など少子化対策に重点
update 2008/2/29 11:38
【鹿部】鹿部町(川村茂町長)は28日、2008年度予算案を発表した。一般会計の総額は本年度当初よりも4・0%増の24億9500万円。後期高齢者医療特別会計など5特別会計、水道事業会計を含めた総額は同7・2%減の37億5458万円となる。3月5日開会予定の町議会定例会に提案する。
05年度からの歳出抑制を継続して編成。一般会計の歳入では町税が本年度当初より2・8%増の4億4005万円、地方交付税は同4・6%増の11億4000万円。財源不足を補うため1億5249万円を基金から繰り入れ、基金残高は08年度末で17億6500万円の見通し。
歳出では少子化対策に重点を置き、対象者を小学校就学前から中学校卒業まで拡大する「子ども医療費助成」(1596万円)や妊婦1人当たりの健診費助成を2回から5回に拡大する「妊婦健診費等助成」(203万円)、「幼稚園預かり保育経費」(275万円)などを盛り込んだ。普通建設事業費は防衛省から継続受託する駒ケ岳演習場障害防止対策事業(1億5618万円)の大幅な事業費拡大で、本年度当初比13・0%増の3億9116万円となる。
提供 - 函館新聞社
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