一般会計0・6%減85億円…七飯町予算案
update 2008/2/27 16:45
【七飯】七飯町(中宮安一町長)は26日、2008年度予算案を発表した。一般会計の総額は本年度当初よりも0・6%減の85億円。新たに加えた後期高齢者医療特別会計など6特別会計、水道事業会計を含めた総額は同13・4%減の163億442万円となる緊縮型となった。3月6日に開会予定の町議会定例会に提案する。
昨年制定され、09年度から始まる自治体財政健全化法による連結決算施行を視野に編成。一般会計の歳入は、町税が固定資産税の増額、滞納繰り越し分の徴収強化による増収を見込み、前年度より4・1%増の26億4119万円。地方交付税は本年度最終予算額よりも1億9607万円低い26億5000万円と大幅な減少を見込んだ。借金に当たる町債は6億1630万円で、財源不足を補うため3億5700万円を基金から繰り入れる。基金の残高は08年度末で20億7961万円の見通し。
主な事業は道新幹線の整備促進として、町内に建設が予定される新幹線車両基地造成工事に伴う町道付け替え事業の受託費2567万円、新駅と周辺の関連施設整備に対する基金「新幹線事業推進基金」を創設し、初年度積立額を2000万円とした。北海道洞爺湖サミット(7月開催)開催に合わせ大沼環境保全対策湖沼浄化事業に100万円、ワイン用新種リンゴ「ほおずり」の商品化を目指す取り組みに10万円、観光PRビデオの制作に163万円なども盛り込んだ。
提供 - 函館新聞社
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