知内新年度予算案、一般会計36億6700万円

update 2008/2/26 15:47

 【知内】知内町(脇本哲也町長)は25日、2008年度予算案を発表した。一般会計は本年度当初比8・5%減の36億6700万円。国保など6特別会計と上水道事業の企業会計を含めた総額は同16・2%減の52億5839万円。3月3日開会予定の町議会第1回定例会に提案する。

 予算編成は、地方債発行の目安となる実質公債費比率が2006年度27・1%、07年度25・2%と、起債(借金)を制限される可能性のある25%を2年連続で上回ったことから、同比率を下げるために公共事業を減らし、起債額の抑制と償却額の増加に努めた。これにより、同比率は08年度24・9%、09年度23・3%と減少傾向となる見通し。

 一般会計の歳入の51・8%を占める地方交付税は本年度実績比1・3%増の19億2200万円を見込み、町税は北電知内発電所の償却資産を含む固定資産税の減額に伴い、本年度当初比4・0%減の7億9597万円。財源不足は同45・1%減の1億9828万円を減債基金などから繰り入れる。

 歳出の23・3%を占める公債費は同15・0%減の8億5537万円。主な事業は新・知内小のグラウンド造成に7455万円、同小通学路歩道整備に4800万円、町道あけぼの線道路改良舗装に1535万円などを盛り込んだほか、食材料の原価高騰の中で給食費を据え置くために、860万円を計上して給食センターに米飯厨房機器を設ける。

提供 - 函館新聞社



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