地域の課題考える、道内初のフォーラム
update 2008/2/26 15:45
地域が抱える問題を話し合う「地域づくりフォーラムin函館」が25日、函館市末広町の五島軒本店で開かれ、150人が講演会や分科会に参加し、課題解決の方策を探った。
財団法人あしたの日本を創る協会(東京)、函館市生活学校連絡協議会、市ボランティア連絡協議会でつくる実行委の主催。同財団の呼び掛けで全国20カ所、道内では函館で初めて開催された。「高齢者支援」「環境・資源」「子育て支援」「住みよいまちづくり」の4つの課題ごとに分科会を設け、参加者は関心のある分野で議論した。
高齢者支援では「地域で防災マップを作りたいが、個人情報を出してもらえず難しい」などの意見があり、情報の一元化、支援団体・機関のネットワークづくりやコーディネーターの発掘の必要性が指摘された。「子育て支援」では「家庭での子育て力がなくなっている」との声があり、親に寄り添った支援、行政による支援の周知が大切だとの意見で一致した。
このほか、五島軒の若山直社長が「歴史の中から地域を探ろう」と題して講演。フランス留学の体験から外国と日本の違いを挙げ、「発想を変えれば日本もまだ中国のように発展の余地がある」などと語った。
提供 - 函館新聞社
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