「食」で新たな江差ブランドを…推進協議会が発足
update 2008/2/24 13:23
【江差】新たな地域ブランド品の創出を目指す「江差食のブランド推進協議会」がこのほど発足した。町内産農水産物・加工食品の商品化や道内外の販路拡大を中核に、新たな“江差ブランド”の創出を目指すのが目的で、6月をめどに主力となる商品の選定や販売戦略の検討を進める方針だ。
推進協は、江差商工会、ひやま漁協、新函館農協、江差消費者協会、町飲食店組合、江差旅館組合など9団体で組織。会長に打越東亜夫江差観光コンベンション協会長、副会長に歴まち商店街協同組合の室谷元男理事長、中央商店街協同組合の小路政信理事長が就任した。
町内にある伝統的な郷土食をはじめ、水産加工業者や飲食店が自主開発を進めている新商品を対象に、新たな“江差ブランド”の軸になる商品選定を進める。
選定された商品は、町内の飲食店や宿泊施設の食事メニューなどとして住民や観光客に提供するほか、土産物として販売。町や檜山支庁などの支援も得て、道内外で開かれる物産展への出品を通じた販路拡大を進める考えだ。
商品の候補としては、水産加工業者や飲食店が自主開発した、カマボコやチマキなどの食品、地域伝統の米菓子「こうれん」などがリストアップされている。また、江差沖で水揚げされるスルメイカを活用した商品開発も検討するという。町産業振興課は「商品生産にに伴う新規起業や町外からの企業誘致などの効果にも期待している」としている。
21日には、檜山地域人材開発センターで開かれた「地域ブランドづくりセミナー」(同支庁主催)に、推進協メンバーが参加。江差らしさを前面に打ち出したブランド商品の創出について意見を交わした。
提供 - 函館新聞社
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