7月にもチャーター便参入…台湾・遠東航空
update 2008/2/23 10:36
観光客誘致のため、台湾・台北市と中国・広州市を訪れていた函館市の誘致訪問団(団長・森川基嗣函館商工会議所副会頭)が22日、函館に戻った。台湾の遠東航空から、7月にも函館空港へのチャーター便新規参入を検討していることが伝えられたほか、ほかの航空会社間でもチャーター便増便や将来の定期便化に向けた話し合いを進めた。森川副会頭は「(台湾へは)2000年から訪問を続けているが、これまで培ってきた活動成果が実を結んでいる」とし、現地との信頼関係に好感触を得たと語った。
訪問団は、19日から全6日間の日程で台北では中華航空、マンダリン航空、遠東航空の3社、広州市では、中国南方航空を訪問したほか、両市の旅行代理店、各機関などを訪問した。森川副会頭は「現地はこちらの意向をくみ、こちらもわがままを言える関係になっている。中華、マンダリン航空の2社は定期便化も前向き」とした。また、谷沢広副市長は「新幹線時代を見据え、青森を含めた青函圏の観光をPRしてきた。今後も定期的な情報交換が必要」と話した。
台湾から新たに参入する遠東航空は、全日空と提携して3月に初めて日本向けのチャーター便に参入。現地では函館観光の需要や商品価値が高いことから、早ければ7月に函館便を運航することが伝えられたという。
谷沢副市長は「(国内各地域間で)市場の争奪が激しくなっているが、非常に高い評価をもらった。競争に勝利すべく真剣に取り組みたい」と述べ、今後も訪問活動を継続し、相互の課題解決に向けて現地との関係強化を図る考えを示した。
提供 - 函館新聞社
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