函館市学童保育所、新年度6カ所開設見込み
update 2008/2/22 15:26
函館市の学童保育所が新年度、新たに6カ所開設され、計39カ所となる見込みとなった。市教委は「旧4町村地域と小規模校を除き、旧市内では必要な全校区に学童保育所がそろう見通し」としている。21日の市議会総務常任委員会(井田範行委員長)に、市教委生涯学習部が説明した。
市民団体が提出している「函館の保育・学童保育、子育て支援の充実を求める陳情」の審議にあたり、市教委から函館の現状について、説明を受けた。 同部によると、2003年度に22カ所(公設4、民営18)
本年度は33カ所(公設4、民営29)、利用児童も1113人まで増えた。民間保育所への委託料は03年度が18カ所に約5400万円、本年度は29カ所に約1億円。4年間で利用児童数は約1・5倍となり、市の委託料も約2倍となっている。
陳情は8項目からなり、民生常任委員会と審議している。総務委員会所管分は(1)学童保育所の安定運営と指導員の待遇改善(2)障害児の受け入れ人数に見合った指導員の配置ができるよう手当を加算する―の2点。願意が理解でき採択したいとする会派と、児童全員の支援の中で学童保育の在り方を考えるべき、とする意見に分かれ、採決の結果、継続審査となった。
提供 - 函館新聞社
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